2008年 01月 31日
石蔵の現地調査 |
藤枝市で、築70年程の石蔵を改装して喫茶店を造る計画をしています。もともと駄菓子屋さんのお菓子の保存場所として使われていた石蔵ですが、時代と共に様子も変わり、長い間使われていませんでした。本来は蔵として使われるのが一番なのでしょうが、現在ではその様な用途はありません。蔵としては使えなくても何とか活用し、この石蔵を残していきたいと思い、オーナーのYさんは自らがマスターとなり、喫茶店を始める決意をしました。
最近は、カフェがあちらこちらに出来ていますが、昔何処の町にもあった、落ち着く喫茶店が減ってきました。ゆっくりと時が流れ、自分の世界に入り込む場所・・・気さくなマスターと世間話を楽しむカウンター・・・廻りの人達の目にも慣れ親しんだ石蔵を活用して、こんな喫茶店が出来ればと思います。
伊豆石を積み上げたこの石蔵は、間口2.5間、奥行き6間、建坪15坪、2階も入れると30坪の大きな蔵です。
5.5寸(165mm)角の桧の通し柱が3尺(909mm)ピッチで配置され、その柱に尺1寸(330mm)の松梁が規則正しく掛かっています。
板壁の中には、1寸(30mm)の貫が通され、土壁になっています。
2階には、鉄の扉、鉄格子がはめられています。
1階の出入り口には、木格子戸、鉄格子戸、漆喰戸、鉄扉の4枚が納められています。
ご覧頂いた様に、とてもしっかりとした造りで、傷みも少なく良い状態で残っています。見に来た石屋さんも、70年経ってもこの状態?と、とても驚いていました。
現在、計画も程出来上がり、2月の中旬から工事に入る予定です。珍しい石蔵の様子、その蔵の変わっていく様子をお伝えしていきたいと思います。
最近は、カフェがあちらこちらに出来ていますが、昔何処の町にもあった、落ち着く喫茶店が減ってきました。ゆっくりと時が流れ、自分の世界に入り込む場所・・・気さくなマスターと世間話を楽しむカウンター・・・廻りの人達の目にも慣れ親しんだ石蔵を活用して、こんな喫茶店が出来ればと思います。
伊豆石を積み上げたこの石蔵は、間口2.5間、奥行き6間、建坪15坪、2階も入れると30坪の大きな蔵です。
5.5寸(165mm)角の桧の通し柱が3尺(909mm)ピッチで配置され、その柱に尺1寸(330mm)の松梁が規則正しく掛かっています。
板壁の中には、1寸(30mm)の貫が通され、土壁になっています。
2階には、鉄の扉、鉄格子がはめられています。
1階の出入り口には、木格子戸、鉄格子戸、漆喰戸、鉄扉の4枚が納められています。
ご覧頂いた様に、とてもしっかりとした造りで、傷みも少なく良い状態で残っています。見に来た石屋さんも、70年経ってもこの状態?と、とても驚いていました。
現在、計画も程出来上がり、2月の中旬から工事に入る予定です。珍しい石蔵の様子、その蔵の変わっていく様子をお伝えしていきたいと思います。
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by kokoroyamazakika
| 2008-01-31 16:59